お久しぶりです。YUk日記(ほぼ月刊)です。
「少なくとも毎月1回は書こう」とは思ってるんだけど、
その時点で日記ではないよね。。。
で、ウッカリしてたら、また前の日記から1ヶ月も経ってました。
前の日記書いた当時は、翌日にでも次のを書こうと思ってた
はずなんだけどなぁ?なんでだろ。
多分、忙しいからでしょう。それと、疲れてたからでしょう。
(別に、精神的に疲れてた、とかいう話ではなく。念の為)
便りが無いのは良い便り、とも言うしね。仕方ないよね、うむ。
んじゃ、その忙しい&疲れてた間に、一体何があったのか。
えーっと、どこまで話したんだっけ?
そうそう、バイク初ゴケとか、パンクの話はしたんだっけ。
そうそう、そういう前座の話だけしただけで、
肝心の本題をまだ書いてなかったんだよね、そういえば。
…
本題ってば、それは…
「クルマが壊れた」んすよ。
いきなりオチを最初に言ってしまうと。
そう、お亡くなりってやつです。廃車とも言いますな。
そう、それは10月末の、ある日曜日。時は夕刻。
その日俺は、広島市内に向けて、ロドスタを走らせていた。
走る道は、国道2号線。
俺の住む東広島から広島市内に向かう、ほぼ唯一の道だ。
だからこの時間帯は、いつも渋滞がひどい。
この日もすぐに渋滞にはまり、停止と発進を繰り返していた。
渋滞の中でドライバーができる事は限られている。
音楽かラジオ、それか携帯電話をチェックする位だ。
(注:
停止中であれば、携帯電話の操作は適法です)
しかし、暫くするとそんな事にも飽きると、ただボンヤリ、
車外の風景やエンジンの響きに心を向けていく様になる。
…「ボボボボボボボ…」…初期型・NAロードスターのB6エンジンは、その日も
存在感のあるアイドリング音を響かせていた。
悪く言えばくたびれた、よく言えば生気を感じる音を。
最近の車や単車に多い、調律が取れすぎていて、
ほとんど存在感やムラを感じさせないエンジンよりは、
これ位ガサツな音の方が、個人的には心地よい。
そうこうしているうちに渋滞の列は進んでいき、
道幅が2車線に拡張される所まで、ロドスタもたどり着く。
そこからは渋滞も解消され、スムーズに走れる様になる。
…「ブオオオオォォ…」…ロドスタのエンジンも、ようやくストレス無く回せる。
エンジンに合わせて、車体もスムーズに加速していく。
そして赤信号にかかり、減速・停車。
…「ボボボボボボボ…」…ロドスタは停車中、ガサツなアイドリング音を響かせる。
そして信号待ちの間に、ヘッドライトも点ける。
ヘッドライトに照らし出された『前の車の排気ガス』を、
ボンネット越しに眺めながら、信号が変わるのを、待つ。
…「ボボ……ブォン。ボボ……ブォン。」…しばらくして、何かアイドリング音がおかしい事に気づく。
どうも、そのままでは回転数がエンスト寸前まで落ちるので、
ECUが慌てて回転数を上げ直している様だ。
不安になって、自分でもアクセルを踏んで煽ってみるが、
アクセルを踏んでいる限りは、エンジンは機嫌良く回る。
不安であるが、かと言って原因の察しが付くわけでもなく、
それにアクセルを踏んでいる限りは問題ない様。
そこで、今の所は気にせず、また寮に戻った後、
ネットで原因でも検索してみよう、という事にする。
そうこうしているうちに信号が青になり、車を発進させる。
…「ブオオオオォォ…」…ロドスタのエンジンは、再び機嫌よく回り始める。
片側2車線の流れの良い道路で、前の車との車間距離も開く。
そして、ヘッドライトに照らされた『前の車の排気ガス』も、
風に流され、消えていく。
…
はずが…消えてない!?
ていうかこの煙、
『前の車の排気ガス』ぢゃない!?
ていうかこの煙、
『俺の車から出てる』んちゃうの!?
∑( ̄□ ̄;!!
目の前には、ボンネットの隙間から湧き出す謎の煙!
怖い!停まりたい!
でも俺は今、片側二車線の道路(しかも右側)を走行中!
迂闊に停まったら追突されちまう!
ドースル!?俺!
とにかく停まれそうな場所を探しながら、走り続けないと!
ていうか一度停まったら、二度と発進できん気がする!
走り続ける事も、停まる事も危険!
軽くキアヌ・リーブス@映画「スピード」、な気分!
煙を上げながら走る俺のロドスタは、明らかに周囲から
浮いてますが、んな事を気にする余裕も無く、走り続ける…。

↑
そして停車できる所までたどり着き、ボンネットを開けた図。
写真じゃよく分かりませんが、冷却水が飛び散ってます。
どうやら煙の正体は、蒸発した冷却水だったようです。
ラジエータコアの辺りの濡れが特に激しいので、どうやら
この周囲から漏れていたようです。
応急措置として水道水を入れてみると、「シュゴォーー!」
と凄い音で湯気を立てながら、どんどん入っていく…。
3L入れてもまだまだ入りそうな位、冷却水無くなってました。
そして車体の下を見ると、さっき注いだ水が漏れてく姿が…。
割とビッグな漏れ口がある様です…。
その頃にはもう夜で、ディーラーに相談するにも既に弊店。
その日は諦めて車をコインパーキングに置いておく事に。
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その日は近所の連れの所に泊めて貰い、そして翌朝月曜。
緊急?事態なので、会社は午前休を頂いておいて、
朝イチでロドスタをマツダのディーラーまで持っていく事に。
最寄のマツダのお店を探してみると、
全国のマツダの総本店・
大洲本店がどうやら最寄みたい。
(「大洲」と言って場所が分かる人は少ないかも知れんが)
現在のロドスタの駐車場所から大洲のマツダまでは、
大体5kmくらい。
JAFの無料レッカーサービスが5kmなので、
タダでレッカーして運んでもらえるかは、微妙なところ。
そんなわけで、またまた水道水を大量に補充して、それが
漏れ切る前に&オーバーヒートする前に、走り切る事に。
…
そして案外何事も無くスムーズに、お店まで自走で到着。
次にサービス担当のおぢさんに事の一部始終を説明すると…
「あー、それは冷却水漏れによるオーバーヒートですね」「エンジン止まりかけるまで走られちゃったって事は、
9割方、シリンダーブロックに歪みが出ますね。」「修理されるとすると、エンジン交換になりますんで、
最低でも60万はかかりますね。」と、テキパキと、且つ事務的に説明して頂けました。
(ToT)
60万あれば、この年式のロドスタが2…否、3台買えます。
そこまでの投資を惜しまずできるほどの愛着があるか、
そこまでの投資を惜しまずできるほどの覚悟があるか、
そう言われれば、答えは
「NO」なわけで、…。
その場で、お店の人に廃車を依頼する事になりました。。
(冷静になった今振り返ってみれば、60万も出さなくても、
エンジン載せ換えは可能だったんでは?とも思いますが…)

↑
そんなわけで、唐突にお別れになってしまったロドスタ。
側壁衝突、
雪まみれ、
脱輪、
エアコンレス化。
色々な事がありました。色んな事を教わりました。

↑
最後のオドメーター。
自分が乗り始めた時は117065kmだったから、差し引くと、
約2万キロ。乗ってた期間は1年5ヶ月でした。

↑
最後の勇姿。
今から考えると、初めてがロドスタで良かったと思います。
幅も長さもコンパクトで、把握しやすい車体サイズ。
後輪駆動故の、加速時やコーナリング時の後輪の存在感。
目一杯回しても危険ではない、適度なパワーのエンジン。
オープンにした時の開放感。
そして何より、「全てを把握できる」「全てを感じ取れる」
とでも言うべきか、距離感の近さが、とても快適でした。
有名な話だけど、初代ロードスターのカタログには、
こんな言葉が書いてあります。
「このクルマを手に入れるほんの少しの勇気を
持てば、きっと、だれもが、しあわせになる。」(画像は
こちら)
自分が、少しの勇気のある側の人間になれて、良かった。
このクルマを乗る機会をくれた、前オーナーに感謝。
そしてこのクルマ自身、ロドスタ自身に、感謝。
クルマ屋さんには、ロドスタみたいに、新車の時だけでなく、
年老いても、くたびれても、愛され続ける車を作って欲しいな。
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